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50代からのシニア婚活完全ガイド|事実婚vs法律婚の選択と専門家相談の重要性
自分はシニア婚活の対象?何歳からがシニアなのか
「シニア婚活」という言葉を聞いて、自分が当てはまるのか疑問に思う方も多いでしょう。年齢的にシニアと呼ばれることに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
シニア婚活は何歳から?
婚活業界では、シニア婚活の定義は結婚相談所やサービスによって異なります。
- 40代からとしているところもある
- 50代からが一般的な基準
- 50代からシニア婚活と考えて間違いない
もし「シニア」という言葉に抵抗があるなら、「大人婚活」「ミドル婚活」「セカンドライフ婚活」といった呼び方もあります。大切なのは呼び方ではなく、自分に合ったパートナーを見つけることです。
50歳時点での未婚・離婚の実態
実は、50代で配偶者がいない方は決して少なくありません。
2020年国勢調査のデータによると
- 男性:約32%が未婚または離婚により配偶者なし
- 女性:約27%が未婚または離婚により配偶者なし
つまり、50歳時点で約3人に1人の男性、約4人に1人の女性が独身という状況です。あなただけが特別なわけではなく、同じような状況の方は数多くいらっしゃいます。
50代で変わる意識:事実婚でよいと思っていたけれど
50代に入ると、多くの方が将来について具体的に考え始めます。
事実婚の関係を見直すタイミング
「交際している人はいるけれど、結婚は考えていない」 「このまま事実婚状態でいいのではないか」
若い頃はこのように考えていた方も、50代になると以下のような理由で真剣に婚姻について考え始めます。
1. 老後の生活設計の具体化
- 医療や介護が必要になった時の法的立場
- 相続や財産管理の問題
- 年金や社会保障制度の違い
2. 社会制度上の有利さ 日本の制度は、まだまだ法律婚(婚姻関係)にあることが有利な場面が多いのが現実です。
法律婚のメリット
- 配偶者控除など税制上の優遇
- 遺族年金の受給資格
- 相続権の明確化
- 医療同意権や面会権
- 公的手続きのスムーズさ
しかし、法律婚にはメリットだけでなく、考慮すべき問題もあります。
籍を入れる前に考えるべき重要な問題

お子様がいる場合の問題
再婚を考える際、お子様をお持ちの場合には、籍を入れることで以下のような問題が生じる可能性があります。
相続問題
- 再婚相手が相続人に加わることで、子どもの相続分が減少
- 遺産分割でのトラブルの可能性
- 子どもとの関係悪化のリスク
家族関係の複雑化
- 子どもの心理的な抵抗
- 元配偶者との関係への影響
- 新しい家族関係の構築の難しさ
姓の問題
- 子どもと姓が変わることへの抵抗
- 社会的な手続きの煩雑さ
死別された方の遺族年金問題
配偶者と死別し、遺族年金を受給されている方にとっては、再婚は重大な決断となります。
遺族年金のルール
- 再婚すると遺族年金の受給資格を失う
- 一度失った受給資格は、再び配偶者と死別しても原則として復活しない
- 事実婚(内縁関係)でも受給資格を失う場合がある
具体的な検討事項
- 遺族年金の年間受給額
- 再婚後の世帯収入の見込み
- 新しい配偶者の年金や収入状況
- 将来的な生活設計との比較
このように、考えなければいけないことが山ほどあります。安易に決断せず、専門家の助言を得ることが重要です。
専門家に託すことの重要性

高齢化社会を生きる私たちにとって、正確な情報を持っておくことは極めて重要です。
なぜ専門家への相談が必要なのか
法律的知識の有無が老後を左右する
法律や制度について正しく理解しているかどうかで、老後の人生は大きく変わってきます。
- 知らなかったために受けられなかった支援
- 誤った判断による経済的損失
- トラブル発生時の対応の遅れ
- 家族間の不要な紛争
これらを避けるためにも、困った時は自己判断せず、必ず専門家に相談することが最善の選択です。
とわ婚での専門的サポート
当社「とわ婚」では、シニア世代の婚活に関する様々な専門的アドバイスを提供しています。
1. 保険関係のアドバイス
- 籍を入れずにパートナーにお金を残す方法
- 生命保険の受取人設定
- 医療保険や介護保険の最適な活用法
2. 公正証書の作成サポート
- 遺言公正証書
- 任意後見契約公正証書
- 死因贈与契約公正証書
- パートナーシップに関する契約書
3. 相続対策のアドバイス
- 子どもとパートナーの両方を守る方法
- 遺留分への配慮
- 生前贈与の活用
4. 年金・社会保障の相談
- 遺族年金との兼ね合い
- 事実婚と法律婚の損益比較
- 最適な婚姻タイミングの検討
公正証書とは?
参考までに、公正証書について簡単にご説明します。
公正証書の定義 公正証書とは、公平中立な立場の公証人が、ご依頼者(当事者)から伺った内容に法律的な検討を加えて作成した公文書のことです。
公正証書のメリット
- 高い証明力:公文書として法的効力が強い
- 執行力:強制執行が可能(金銭債務の場合)
- 安全性:原本が公証役場に保管される
- 紛失の心配がない:再発行が可能
- 改ざん防止:公証人が関与するため信頼性が高い
シニア世代に特に重要な公正証書
- 遺言公正証書:自分の意思を確実に残す
- 任意後見契約:判断能力が低下した時のために
- 尊厳死宣言:終末期医療への意思表示
結婚相談所での出会いの意味
ここで重要なポイントがあります。
結婚相談所は婚姻を前提とした出会いの場
結婚相談所が提供するのは、基本的に婚姻を結ぶための出会いの場です。
- 単なる友人関係を探す場ではない
- 事実婚のパートナー探しが主目的ではない
- 真剣に結婚を考えている方同士のマッチング
もちろん、出会った後に話し合いの結果、事実婚を選択するカップルもいらっしゃいますが、基本的なスタンスは「結婚を前提とした真剣な交際」です。
とわ婚が選ばれる理由
1. シニア世代特有の悩みへの理解
- 子どもとの関係
- 相続問題
- 年金や社会保障
- 健康面の不安
2. 単なるマッチングを超えたサポート
- 法的問題のアドバイス
- ライフプランニングの相談
- 家族との関係調整のサポート
3. 専門家ネットワーク
- 弁護士
- 税理士
- ファイナンシャルプランナー
- 公証人
必要に応じて、適切な専門家をご紹介できる体制を整えています。
50代からの婚活で幸せをつかむために
年齢は障害ではない
50代からの婚活は決して遅くありません。むしろ、以下のような強みがあります。
50代の婚活の強み
- 人生経験が豊富
- 経済的に安定している
- 自分自身をよく理解している
- 相手に求める条件が明確
- コミュニケーション能力が成熟している
不安があるからこそ、専門家のサポートを
- 「籍を入れるべきか、事実婚でいくべきか迷っている」
- 「子どもへの影響が心配」
- 「遺族年金を失うのは経済的に厳しい」
- 「パートナーに財産を残したいが方法がわからない」
- 「何から相談していいかわからない」
このような不安や疑問をお持ちの方は、ぜひ一度「とわ婚」にご相談ください。
まとめ:安心して次の人生を歩むために
- 50代からがシニア婚活の一般的な基準
- 50歳時点で約3割が独身という現実
- 事実婚と法律婚、それぞれにメリット・デメリット
- 子どもや遺族年金など、考慮すべき問題は多い
- 専門家への相談が老後の人生を左右する
- 公正証書などの法的手段で不安を解消できる
- 結婚相談所は婚姻を前提とした真剣な出会いの場
人生100年時代、50代はまだ折り返し地点です。残りの人生を一人で過ごすか、信頼できるパートナーと共に歩むか。その選択は、あなたの人生の質を大きく変えるでしょう。
「とわ婚」は、単なるマッチングサービスではありません。シニア世代の複雑な事情に寄り添い、法的・経済的な側面も含めて総合的にサポートする、あなたの人生のパートナー探しをお手伝いいたします。
新しい人生の第一歩を踏み出すために、まずはお気軽にご相談ください。経験豊富なカウンセラーが、あなたの不安や疑問に丁寧にお答えいたします。