人生100年時代は来ない!?未婚・独身男性は60代からでも婚活を!
寿命は延び続けるのか?
『人生100年時代』とマスコミが記事にタイトルをつけたり、実際のところ寿命は長くなってきています。
2017年に首相官邸(第2次安倍政権)で開催された「人生100年時代構想会議」に招聘されたリンダグラットン氏が「日本では2007年生まれの子どもの半数が107歳よりも長く生きる」という推計を紹介したことに端を発しているそうです。
ちなみに、日本や韓国、スイスなど長寿の9カ国・地域の人口データを解析すると、1990年~2019年の約30年で寿命が平均6.5歳延びたことが分かっています。
20世紀には衛生状態の改善や医療の進歩で幼児の死亡率が低下、続いて中高年の健康も向上し、10年につき3歳のペースで寿命が延びていますが、最近30年はこの水準を下回っているそうです。
昔に比べれば延びているとはいえ、延び続けるというのは、いまのところなさそうですね。
理想的な長寿国家の寿命
世界各国の年齢別・男女別死亡率から最も低い値をかき集めた「理想的な長寿国家」の寿命を算出すると、19年生まれの女性で88.68歳、男性が83.17歳。100歳まで生きる確率は女性が13.9%、男性は4.5%となったそうです。
女性は長生きすると言われていますが、データからみても、圧倒的に女性が長寿であることは変わりありません。
寿命の格差は?
寿命は男女差だけではなく、経済環境差にあります。
お金がある方が寿命が長くなる。そして、配偶関係別でも差があります。
男性で言えば未婚の方が既婚より短く、結婚しても離婚した男性は有配偶男性よりも短くなっています。
女性が未婚でも離別でも寿命の差がないことと比較すれば、男性がいかに「一人で生きる力」が足りないかがわかります。
いずれにせよ、2023年の人口動態統計においても、男女合わせた死亡年齢中央値を計算すれば85歳あたり、健康寿命で考えれば75歳程度になっています。
60代で未婚・独身なら
統計上、健康寿命は75歳程度。
60代なら、まだ10年ほどはありますね。
経済環境差もありますが、『自分を気にかけてくれる人がいない』『気にかける人がいない』など精神面の影響がでます。
どの年齢になろうともパートナーがいてほしいと願い、欲があるからこそ、生きがいをもてるという人もいるのです。
もし、残りの人生、誰かと生きてみたいと思われている方、もう一度結婚したいと思っている方は、ご相談ください。